甲乙 読み方
- hector315phillips7
- Sep 20, 2022
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甲と乙はどっちが自分のこと?そもそも甲と乙ってどういう意味? 何かを契約する時に、契約書に「甲は~」「乙は~」という記載されているのを見たことがないでしょうか。 その他にも特定の資格では「甲種」「丙種」という区分がある場合があります。 甲乙 読み方 甲、乙、丙のあとには、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸という並びがあり、子、丑、寅~で始まる十二支と合わせて、暦や時間、方位などに使われていました。 十干と十二支の組み合わせ方は60種類あり、その60を一回りにした周期のことを、干支 えと と言います。 干支 えと というと子、丑、寅~で始まる十二支のことを、現在は指すことが多いですが、この60で一回りする周期が本来の干支 えと なのです。 十干も十二支も、この干支の順番をあらわすために用いられている符号です。 そのため等級や階級の順番をあらわす符号として、甲、乙、丙が使われることがあります。 焼酎にも甲種、乙種というものがあります。 甲、乙、丙は等級や階級によく使われている文字で、優先順位が高く、ランクが上だと判断されるものには、甲に近い文字が割り振られることが多いようです。 「甲乙つけがたい」という言葉がありますが、この言葉は「どちらが優れているのか判断がむずかしい」という意味があります。 一般的には優れているほど「甲」に近い符号になるようです。 ちなみに甲、乙、丙は優先順位の高さや、ランクの高さをあらわすために用いられることが多いため、契約書の表記でも「どちらが甲で、どちらが乙か」でもめてしまうことがあるようです。 実際には優先順位はあまり関係なく、内容によって優先順位が決められるのが契約書です。 一般的には大手企業や、契約ごとで有利な立場にいる企業を「甲」として、契約書が作られることが多いそうです。 ただし契約においてどちらが有利なのかは、甲乙に関わらず、契約書の内容によって決まるもの。 甲乙だけにとらわれず、契約書の中身もしっかり検討するようにしましょう。 甲、乙、丙は単なる割り振りのために使われることが多い符号ですが、順位やランクが絡んでくるため、こだわる方にとっては重要な意味のある符号になることも。 安易に甲乙つけないよう、慎重に扱うとよいかもしれません。 編集部が選ぶ関連記事•
「甲」「乙」「丙」の意味と違い
1 「甲乙丙」の意味と語源• 1 「甲乙丙」の意味• 2 「甲乙丙」の語源• 2 「甲乙丙」の使い方• 3 「甲乙丙」の類義語と英語表現• 甲乙 読み方 「甲乙丙」の類義語• 2 「甲乙丙」の英語表現• 4 まとめ この記事は、約 7分で読むことができます。 この世はどうしても順番を付けなければならないことが無数にあります。 物事には価値を付けなければ商売にならないので、順番をつけて「付加価値」として売るのでしょう。 人にも順番を付けて、人気ランキングが出来てしまいます。 順番を付けるのに解りやすい記号は数字ですね。 1や2などです。 次にAやBです。 そして若い方には馴染みがないかもしれませんが、「甲乙丙」があります。 この「甲乙丙」は漢字を見るとそれぞれ、繋がりのない気がします。 「甲乙丙」という言葉はどんな意味があるのでしょうか。 この記事では「甲乙丙」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。 「甲乙丙」の意味と語源 「甲乙丙」の意味 それでは「甲乙丙」の意味をご紹介します。 まずは読み方ですが「甲乙丙」は 「こうおつへい」と読みます。 「甲乙丙」とは、「十干に基づいた序列を表す記号」「十干の一部」という意味です。 「甲乙丙」は、それぞれ「甲」「乙」「丙」という役割があります。 「甲乙丙」の語源 続いて「甲乙丙」の語源をご紹介します。 「甲乙丙」は、その意味にもあるように「十干(じっかん)」の一部で、「十二支(じゅうにし)」と同じ「干支(えと)」です。 「十干」は中国の思想で陰陽・五行説と結びつきが深いです。 「十干」の内容は「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」で時間や方角を表すときに使う記号であり、「十二支」と合わせて年月、日時や方角を詳しく表すことができます。 その「十干」の最初に「甲・乙・丙」があります。 それぞれ漢字を紐解いていくと、「甲」は「十干」の最初の漢字で亀の甲羅の「甲」です。 甲羅は非常に硬いので硬い殻で覆われた「種」をイメージした漢字ということ。 物事は「種」から始まる、最初の漢字になりました。 次に「乙」ですが、「乙」は「十干」の二番目ですね。 「種」から目がでてクネクネと伸びるような「芽」のイメージなので二番目になりました。 「乙だね」とか、「乙な味」などと使用されます。 これは「一番ではないけど、ちょっといいものだ、洒落ているね」とい
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